2011年09月23日

もしや教育って?

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おみそれしました!

イタリヤ語教室。若い先生だからという訳ではないけど、
何をここでは教えたいのか、たしかに要領を得ない気がしてました。
2回目までは、、、。

3回目からは、質問も会話も、すべてイタリヤ語に!
教科書はすべてイタリヤ語。
何を言ってるかいちいち聞かないと内容すら解らなくなった。
脳細胞を駆使して、答えを探す。模索する。

教科書を読んで、読ませて、意味を質問して、、。
「ここでは何がわかった?」と、聞かれる、、。
アレやこれや、パズルのように組み合わせ、考える。
答えて合っていると「シィ」。
間違ってると「ノ」。また考えさせる、、、。
え〜と。じゃなんだろう??
先生は、答えが出るまで、辛抱強く待っている。

「って、解んないから教室に来てるんです。」
「まだ初めてで、3回目なんですけど」と、脳の軋むような悲鳴。

アレ〜!?でも、これって、いつも言う、
遊の「だってそれ習ってない!」のフレーズと同じ!

もしや、日本の教育方法と外国は違う?
日本は、先生が教えて、生徒が覚える。応用問題ではじめて考える。
だから、指示されないと動かない○○保安員やら官僚になっちゃうのかな?
「教えてもらってない!」という、社会人達もそのせい?
頭のいいのと、お勉強ができる事との違い。

大学4年の甥っ子が、1歳から大学まで、アメリカでくらして、
英語はネイティブ。
遊に英語を教えてるけど、やはり、思えば、考えさせてる。
彼が来るまえには、遊は辞書とくびったけで、宿題をやっている。
文法もなにも解らないのに、童話を訳してる、、、。
「コレはどおいう意味だろう?」と遊、奮闘。

「教える教育」と、「考えさせる教育」

文化学院の授業もそうだったっけ。
どの授業も、パズルのように自分で考えて、自分の考えを提出する。
高校までの覚える授業と違って、面白くて、面白くて、
「勉強って面白いんだ」と実感した。
あまり面白くて、2年で卒業の単位を全部とっちゃった。
バイトもして、自活してたのに、いつ勉強してたんだろう?
勉強していた記憶がない。
夜は友人たちと飲み明かしてたのにね、、。

久しぶりに、解らない事を調べて、推理して、、、。
50分の授業が5分ぐらいにしか感じられない。
家に帰ってきて、???と、調べたり、推理したり、、。
アッいう間に3時間ぐらいたっている。
毎日、1時間以上、ヒアリング。発音練習。スペルを書く。
それでも、教室に行くと、「アレレ???」「オタオタ!」の繰り返し。
ヒマラヤの前で立ちすくむ気分。
でもなぜか面白い。

もしほんとうに外国の教育が「考えさせる教育」だったとしたら、凄いかも!
今度誰かにきいてみよう、、、。

「イタリヤで先生になる学校をでた」
「パパとママも学校の先生」と、教室の帰りに先生から聞いた。

おみそれしました!!失礼しました!


posted by フィールドノート at 14:59| 育児

2011年09月16日

会いたい自分がいる

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子供のないてる声がする。
いつの時代もきっとある、日常の音。

ちょっと、ほほえましく、場合によっては、ちょっと、哀しい。

小学校一年生で両親が別居した。

そのこと自体はなんの感慨もないけど、
6歳の子供にとっては、世界がかわってしまった。
いままでは、おじいちゃん、おばあちゃんに囲まれて、下町に生きていたのに、
突然、世界が理不尽に変わってしまった。

一年生の3学期の終わりから3ヶ月、
父の姉(おばさん)のうちに一人、あずけられた。
学校にも行かない、3ヶ月。
友達も、両親もいない日々。
毎日、神社のお稲荷さんの狐がいっぱいいる階段で遊んでいた。
赤坂のどこのお稲荷だったのか、記憶はさだかじゃない。
狐さんのくわえてる、1円や五円をいただいて、
駄菓子屋で買い食いやらしていた記憶がある。
狐さんが並ぶ階段が、いまだ、せつない感覚とともに鮮明に思い出せる。

二年ぐらい前のある日。
仕事の帰りに、赤坂の豊川神社のわきを通った。

「デ ジャブー」!
ここに来たことがある!!

もはや、親戚も皇居わきの、道路拡張開発で青山に移って久しい。
何十年ぶりだろうか?
狐さんの並ぶ階段はあのころの記憶のままだ!
なぜか、涙が出てきた。
いただいたお賽銭をお返しする。
狐さんに、ありがとうと伝える、、、。

階段で遊ぶ、せつない、6歳の自分にあえたら、
「大丈夫!なんとかなるよ」と、励ましたい。
狐さん達に、「ありがとう」と伝えたい。
哀しい、心の氷が溶けてゆく気がする、、、。

鎌倉に越してきて、佐助稲荷に心引かれてた。
たくさんの、しあわせそうな狐の家族達。
苔むした風化した狐達。
やわらかな、やさしい、いい空気が満ちている。

そうか。哀しい心に沁み入ってきたんだね。

父に連れられて、父の親戚を転々として、
片親で生きていた「カギっ子」だった9歳の時、
父が再婚した。
新しい母はキレイな、山の手風のお嬢さんで、父より2歳上。
結核で療養してて、初婚だった。
下町育ちの山猿娘とは、合うはずもなく、
言うことを聞かないと言っては、靴で殴られ、
持ってきた、大切なクマのぬいぐるみを捨てられ、、。
疳の虫といい、生きている、大きな蟲を生きたまま飲まされた。
しつけの悪さをして、日々、母や祖父母をなじった。
そのままで生きていることを否定された。
外の「奥様という顔」と、家の「般若の顔」の使い分けの違い。

今にしてわかる、しつけの名をかりた「誰にもわからない虐待。」

以来、15歳で家をでて、自活して生きてきた。
どんなに、貧乏でも。
どんなに大変でも。
精神は生きながらえた。

きっと、狐さんがみかねていてくれたんだね。

あの頃の自分に合えたら言いたい。
「大丈夫!悪いのはあなたじゃないよ」
「つらいのは、今だけだから。」
会って励ましたい、神社で一人遊ぶ6歳の自分がいる。
大切なくまのぬいぐるみをすてられた11歳の自分がいる。

「いつかは、自分で、生きて行けるから、大丈夫だよ!」

佐助神社の階段を下りながら、心の中で、呟く。

「世界中の子供達が笑って生きられますように!」
posted by フィールドノート at 22:52| 育児

2011年06月18日

教育ってなんだろう

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問題児らしい。うちの子は小学校ではちょっと,,。

なにが問題かというと、
マイペースで、やりたいこと「猫まっしぐら」。
先生の言うことでも、?と思うと、1時間以上も先生と話し合う。
納得がいかないで説教されると、むくれちゃう。

「○○しなくちゃいけない」
という理由が「解らない、腑におちない」と、耳をスルッと抜けていく。
怒ろうと、毎日注意しようと、
彼女が「ガッテン!」しないと、絶対やらない。
彼女なりの「ガッテン!」に、いきつく方法論はなかなかみつからない。

かなり、生意気なはみだしっ子だ。

先生とその話になると、心をかすめる何かがある。

ポートランドに住む弟は3人の子持ち。
子供達は、0〜3歳の時からアメリカに住んでいる。
育児相談メールをしていて、違いに驚いた。
アメリカにはいろんな人種。階級。の人がいて信念や生活環境がかなり違う。
だから「普通」「常識」という共通認識がないそうだ。

「そうか。日本の教育は「共通認識」を教え込むのか」

『勝ち組といわれる「高給取りのサラリーマン」を目指してる』
と考えると、疑問が溶けていく。
たしかに日本人の70%がサラリーマンだ。
「学校ではサラリーマンになるための共通認識を教えてる」
と、考えると、「言うことを聞く」「塾」「お受験」
「普通」「常識」「当たり前でしょ」が教育の要となる。

でも、待てよ。
「大手ゼネコンや大企業に入社する」や「国力GNPをあげる事」。
経済的発展だけが「人間の幸せ」なのだろうか?
そう日本人が信じてつっぱしった半世紀。
経済だけに主眼をおいた先に、原発問題がある。

「だってそうじゃないと生活が不安でしょ?」と友人。
確かに、彼女はがんばりやさん。
「いい大学」「大手企業」まっしぐら。
ダンナも大手の高給取りサラリーマンで、
「回転寿司」などは行った事がないそうだ。


コスト優先の有名店の料理を食べて、
量産の流行っぽい服を着て。
ツアーで年に一回は一週間の海外旅行。
「常識に沿った」?「普通の生活」?。
それから外れると不安?

う〜〜〜ん。
そのしがらみ、檻から出られないとしたら、
「家畜ならぬ社畜」というイメージが浮かぶけど。

70%のサラリーマンを目指す人には「共通認識の幸福」なんだろうけど、
すくなくても「ものを作るのが好き」な人、
「自分の仕事に誇りを持ってる人」は違うと思う。
「個人としての人生とは」という、自分なりの哲学がある。


原発事故。大震災の津波。放射能汚染状況をみていても、
エリートサラリーマンほど、「共通認識」がとれるまで、
動かないし動けない。人災たるゆえんだ。

大震災の津波の中、釜石東中学校、鵜住居小学校では、
「ファザードマップは信じるな」
「想定にとらわれるな」
「その場その場の状況でベストをつくせ」
「一人でも逃げろ」
と防災教育をうけた学校の子達は、
大人をも巻き込み状況に応じて逃げて、全員助かったそうだ。


戦争のときは「富国強兵」「うめよふやせよ」
資本主義ばく進のときは「日本列島改造」
GNPをあげるときは「24時間戦えますか?」
教育はその時々の国の方針によって変わってしまう。
「教育は洗脳」と思い知る。

国策にまどわされずに、
いろいろな職業、さまざまな価値観をみとめて、
「地球レベルでの発想での幸せ」や「人間力をつける」ためにも、
自分で考えて判断できる教育が、自分なりの人生哲学が、
これからは大切になっていくのだろう。

子供達はだいじょうぶ。いまはみだしても。

「貞淑な女は天国に行けるが、生意気な女はどこにでも行ける」
という名言もあるじゃない。










posted by フィールドノート at 16:43| 育児

教室のご案内

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五感の教室「夢民舍」

2012年度は終了しました。次回は来年1月募集です。
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2012年の内容
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五感の訓練
4/14・15 オープニング。美学について
4/28・29 「聴覚」
5/12・20 「触覚」
5/26・27 「臭覚」
6/9・10 「味覚」
6/23・24 「五感と色彩」
7/14・15 「空気感と雰囲気」
イメージを形にする
8/11・12 「テキスタイル、抽象について」
8/25・26 「具象と抽象」
9/8・9 「縞模様」リズム感*印象
9/29・30 「繰り返し柄」展開*物語
10/13・14 「アーガイル柄」色の響き合い*記憶
10/27・28 「チェック柄」混色の美*風景

サムシングエルサ
11/10・11 「感覚をデッサンする」
11/24・25 「クロッキー」
12/8・9 「クロッキー」
12/23・24 「生活と美」アールヴィヴァン
コンセプトについて
1/12・13 「素材感の実験」
1/26・27 「コンセプトとテーマ」
2/9・10 「コンセプトワークの練習」
2/23・24 「企画の立て方」
3/9・10 「マップの作り方」
3/23・24 「オリジナル」


【 定期の教室 】

編み物クラス
(1)
日時:月2回/-第2・4土曜-13:00〜16:00
講師:細野雅子(トリコ・ダァール主宰)
会費:1回5,000円 ※3ヶ月分を前納
少人数、個人指導で初心者からプロの方まで、
自分の好きな素材、好きなデザインで自由に編んでいます。
「楽しみながらマイペースで、レベルアップ。」
カジュアルなクラスです。
(2)
日時:月2回/-第1木曜-10:00〜12:30
-第2木曜-13:00〜15:30
講師:関根博子(アトリエMINE主宰)
会費:1回4,000円 ※1ヶ月分を前納
「編みたい物を好きな素材で。」
残っている糸でも素敵な作品になります。
平日なので、主婦の方がおおいです。

ソーイングクラス
日時:月1回/-水曜-10:00〜15:00
講師:越水ゆきえ(アトリエ素粒子)
会費:1回(一日)10,000円
「素材もデザインも自由自在。」
着たいデザインの服を雑誌や本からセレクト。
生徒さんにあわせてパターンを起こしてます。
作りたい物を一つずつ作りながら、のんびり、リラックス。
ミシンとなかよくなりましょう。。

不定期のクラス
その他、様々なワークショップを開催します。

お問い合わせは、school☆hareru-jp.comまで。
(☆を@に直して送信してください)