2011年08月20日

初めての海外旅行、シチリア旅日記6ー続

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驚いた。
メニューに日本語版がある。
英語。フランス語。ほかにも何冊もあるらしい。
伊日辞書持参で来たのに、、。さすが、観光地!
Tさんお奨めのリストランテは、風がとおりぬける旧市街の外れ。
ツタの絡まる一軒家。夜は7時15分から開く。

「 L`Arco dei Cappuccini 」


若い料理人やギャルソン達はのりがいい。
「マグロ」「なんてこった。パンナコッタ。」「おっすすめ!」
ひょうきんな日本語が、ポン、ポン、飛び出す。
周りを見渡しても、旧市街を歩いても、日本人に会わないのに、、。
「辞書で覚えました」そうかな?
なんにしても、お客さんを楽しませてくれる。

トコブシのマリネ。トコブシのグリル。魚介類のスープ仕立て。
スカンピのグリル。茄子とトマトのグラタン。ウニのパスタ。
それぞれ、3人前づつ。
美味しい白ワイン!
2人で軽〜く2本明けました。
一品、一品、すべてがシンプルで、奇を衒わなくて、
しみじみ、美味しい!
Tさんはかなりグルメです!!お奨めのお店がすべて美味しい。

明日の夜もタオルミーナなので、迷わず予約。

「il conto ,per favore 」と言ったら、
「オッ かんじょー!」ときた、、。
3人で思い切り飲んで、食べて、、90ユーロ!!
(約一万円)安い!!

暮れて来た石畳を、風に吹かれて、リフトの駅に向かう。
中世の街そのままのような都市で、一階はお店屋さんが軒を連ねてる。
石作りの壁やお店に灯りが灯りだす。
鎌倉の小町通りと軽井沢をヨーロッパにしたような観光地だ。
人、人、人でお祭りのような混みよう。
夜になっても人の波は引かない。

旧市街は、リフトに乗らなければいけないほど、高い山の斜面にある。

来るときに、リフトの切符を買うのに、おなじみの「○△□×!!」をやって、
「ママ、10ユーロと50セント!」と遊に、
教えてもらって、往復券を買ってあるので、気が楽。
やはり、子どもはカンがいいみたい、、。

遊と竹内さんが、わたしがパタパタ、オタオタするのをみかねて、
協定を結ぶ。曰く
「帰りの飛行機の乗り換え業務は、遊,竹内組でやる」
遊はカンで、竹内さんは中国英語で。
それは、それは、涙が出そうなほど、ありがたい!
家族で、一致団結しないと、リフトにも乗れない。
この旅では受け身だった2人が、みかねて動き出した。
これはこれで、結構いい経験かも。

明日2人はタオルミーナで泳いで、過ごす予定。
わたしは絵を描こう。
遊がパレルモでTさんと、白の絵の具を買ってくれている。

ホテルに帰って、うつらうつらしたら、、
「ババババーー!」「フォンフォン!」「ブオン!ブオン!!」
夜1時なのに、下の道は、まだまだ凄い渋滞!
やはりここは江ノ島?
聞き慣れた、稲村ガ崎の自宅の夏の夜、土日の騒音。
いずこも同じ、観光地の狂騒。



posted by フィールドノート at 13:24| イタリヤ旅行

2011年08月19日

初めての海外旅行、シチリア旅日記6

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パレルモ市場 ー タオルミーナ

アラブっぽい顔立ち。アフリカ人らしい人。
シチリアっぽい濃いイタリア人。インド系。
アフリカとアラブが混沌と混ざっている人々。
赤ら顔。赤銅色。白人、、。

屋台から飛び交うだみ声。
入り組んだ不穏な空気の漂う路地の奥。
屋台の上には洗濯物がほしてある、
4〜5階建ての石作りの建物が、空を覆う。

Tさんの案内で、朝のパレルモの市街を歩いて、市場にいく。

海老。ムール貝。カジキまぐろ。
鯖。ヒメジ、イカ、タコ、、。
羊の頭。豚の半身、、。
プラム。モモ。イチジク。メロン。トマト。ズッキーニ、、。
山盛りの屋台がえんえんと続く。
市場はどこでも、猥雑で、楽しく、、食欲を心地よく刺激する。

とちゅうの路地裏に教会がある。
外見は、質素だけれど、中は素晴らしい彫刻に絵画!
入場すると、自然と、十字を切る。
サンタマリア!素晴らしい!
アイヌの人は、大きな自然、山や川、ありとあらゆる、
おおいなる自然に、手を会わせて挨拶するという。
その気持ちがよくわかる気がする。
人々の信仰という思いには、思わず、手をあわせてしまう。
そんな、敬虔な気配に満ち満ちていた。

国は違っても、人の思いの切なさ、暖かさは同じなんだね。
市場は、人間の原点かもしれない、、。

Tさんの案内で、市場を2つはしごする。
なんという、活気!と、豊かさ!


12時。
ホテルで荷物をまとめて、Tさんと別れて、チェックアウト。
これからは、イタリヤ語。よくて、英語。の世界だ。
またもや、家族だけの旅。
Tさんと別れて、イタリア人ドライバーとタオルミーナに向かう。

にこやかに握手した大柄なドライバーは、「フランコ」。
フランス車、ルノーの6速。高速を飛ばすので、聞いてみたら、
「プロのレーサー」だそう、、。
パレルモから高速で、次の目的地、タオルミーナに向かう。
約、2時間半〜3時間の旅。
なまじ、レーサーという、会話が成立したせいか、
パレルモの渋滞で時間をロスしたせいか、、、。
首都高ぐらいの巾の高速を、飛ばす。飛ばす!!!
「フランコ!怖いんですけど!!」とイタリア語でいえず、、
ただただ、引きつってました。

ガラガラした荒涼とした風景。牧場。オリーブ畑、、。
海辺とはうってかわった、風景。
夏は、乾燥と高温(28度ぐらい)で植物は枯れている。
シチリアは5〜6月頃がみどりに燃えて美しいそうだ。

枯れた牧草。ガラガラした畑。それらがぐんぐん後ろに遠ざかる、、。

飛ばす、、飛ばす、、、!! 怖いです!!
フランコ!!ふえ〜〜〜!

途中のエンナのサービスエーリアでバニーニを食べて、休憩。
ふううううううう〜!!
高速のサービスエリアなのに、バニーニが美味しい!!
遊はパニーニお代り、、。「3個目食べたい」「半分あげるから却下!」
そこからは、時間の余裕ができたのか、パトカーがいたからなのか、
100キロ走行、、、。ホッ。

「シチリアは素晴らしいね」と言うと、
「シチリアはいろいろな気候、風土があって、違っていて、素晴らしい。」
と、自慢していました。いいね。そおいうの!

エンナから30分ほどでエトナ山が見えてきた。
富士山と同じぐらいの標高で、おだやかなスロープの裾野を持つ。
イオニア海が見えてくると、ほどなく、「タオルミーナ」。
グランブルーの映画で一躍有名になった、
エトナ山が見えるシチリアの観光地だ。
ホテルはイオニア海沿いの「ホテル パノラミック タオルミーナ」。
江ノ島の134号線沿いにある、小さいモダンなホテルという感じ。
道路巾は稲村が崎ほどで、片側にビッシリ車が止まってる。
ほぼ、一車線状態、、、。
フランコに、「チャオ!」と別れて、、。
握手をしながらコッソリ、チップをわたすのも、自然体になってきた。

再び、家族3人に。

ホテルのフロントマンは若いイタリア人のお兄さん。
フレンドリーな対応にホッ。
かわいい絵を描いてフロア説明してくれた。
こんどは、ちょっとモダンなタイプのホテル。
部屋に入り、、。金庫に貴重品を、、。
って!間違って、ピピピピィーと鳴りだした!!!
フロントに飛んでいって、「金庫がピピピと鳴ってる絵」を書いて、
「ヘルプ!」、、、。
スタッフが来てくれて、、??○△!
遊が「ママ。この人、きっとこお言ってるよ!」で、なんとか、、。
子どもはカンがいいみたい、、。


ほんとうにバタンキュウ!お約束のシェスタ!
1日、2〜4時間づつ、3回に分けて寝てる。
体のリズムができてしまった、、。

3人とも爆睡です。
ちょっと、刺激が強かったよね、、。(とくに、車が、、。)
今夜はTさんお奨めの、、タオルミーナ旧市街のリストランテに、行く予定。




posted by フィールドノート at 07:30| イタリヤ旅行

2011年08月18日

初めての海外旅行、シチリア旅日記5

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マレッティモ ー パレルモ

ブーゲンビリアと夾竹桃の花の香りに包まれて、
朝日の中、トランクに服を詰める。
トラ−パニで買った「マグロの瓶詰め」「マグロの塩漬け」
「マグロの心臓」の食品。
マレッテイモの「陶器」や絵はがき。
楽しいお土産が増えている。
出発の日の朝はなんとなく寂しいものだ。

今日は9時半の水中翼船で、パレルモに向かう。
パレルモの市場巡りを希望したからだ。
午前中しか開かないので、パレルモに一泊する予定。


オリーブや花壇を世話しているスタッフの人がいる。
朝早くから仕事している。みんなが起きる前に働いてる。
自然の美しさを生かしてる、カジュアルなレジデンスだけど、
花壇。食事。部屋の備品。ベッドの肌触り、、。
見えないところで、細やかな気配りがある。
4つ星レジデンスはだてじゃない。

居心地のいい部屋も、今日でおわかれ。
辞書を駆使して、片言のお礼状を書く。
「Mi sono travata molt bene in questo albergo]
「marettimo complimenti!]

とても気持ちよく滞在できました。
マレッティモは素晴らしいですね!(多分)


朝一番のバールでオーナーのゴッボ氏に会う。
「昨日のマグロ料理はどうでした?」
「美味しかったです!グラッツィエ!」
お礼状を渡すと、じっと見て、「また来て下さい」と、
みんなに大きな厚い手で握手してくれた。

また、来たいね。来年、これたらいいね。リベンジ地中海!。

トランクをガラガラ引いて、オフィスに。
ゴッボ氏がチェックアウト。
飲んだワイン3本はプレゼントだそう。
「グラッツィエ!」

「次に来たときには、一緒にお料理作って食べましょう」
「料理作るのがすきなんです」と、ゴッボ氏。力強い握手。

トランクは港にバギーで運んでくれるとのこと。
水中翼船のオフィスは9時に開く。
さあこれから、「チィケットを買う」という
ハードルをのりこえなくちゃいけない!

顔見知りの斑のノラ犬が、まとわりつく。またね。
蒼いドアのキレイなタイルの家の前に、
いつも繋がれてるプードル。またね。

前の日にオフィスをチェックして、オタオタしておいたので、
案外、すんなり切符が買えた。
先日来たバールが開いている。
そおいえば、まだ、ジェラートは食べてなかったよね。
遊がジェラートを買う。
レモン味だそう。港に食べながら向かった遊、
「ママ。これ甘すぎるし、匂いがキツいよ」
なめてみると、、う〜〜〜ん。強烈!
竹内さんも、、、顔を顰める。

日差しを除けて、水中翼船を待つ。待つ。待つ、、、?
もはや、出発の9時30分(!)なのに、船もトランクも来ない!!?
遠く、レジデンスの方を見ると、、門にまだバギーが止まってる!
冷や汗をかきながらジリジリ待っていると、45分にバギーが動き出した、、。
港にバギーが着くと、ほどなく船が着岸した。
船が入るのをオフィスから見て、出てくるんだ、、、。
まにあえば、いいの。だよね、、。ふ〜〜〜。

慌ただしい出入りの人の中、見慣れた笑顔。バールのお姉さんだ!
海の家のお兄さんも、荷を取りに来てる。
手を振ると、大きくうなずいて笑う。
さあ、トラーパニに出船だ。

一番前に座る。
前方はカーンと眩しい青い空と蒼い地中海。
イタリア人の5〜60歳台のご夫婦。
子ども連れの家族。50歳ぐらいの女友人2人連れ。
島が見えるたびに入れ替わり、前に来て、ワクワク外を見てる。

トラーパニに接岸。カンカンとした日差しの中、
お迎えのTさんを見つける。<ホッ。>
ドライバーのセダンに乗り込み、パレルモを目指す。
トラーパニは昔ながらの塩田がある。
時間があるので、トイレ休憩をかねて、立ち寄った。
水田のように区切られた広大な塩の畑だ。
区切り毎に色が違う。くみ上げられたばかりは白く、
だんだん、グレイっぽくなって、
時間をかけて干した畑はピンクがかってる。
濃い濃度のなかで生きられるプランクトンのせいだそう。
見られなかったけど、
フラミンゴがプランクトンを食べにくるらしい。
南国なんだね。

昔からの製法の塩は、安くて、甘味があって、かすかな苦さもある、
雑味があって、美味しい塩だった。

パレルモは大都会だった。

行き交う人々。間断なく鳴るクラクション。
ミッシリと連なるビルと、古い石作りの建物が融合してる。
ゴチック風の「グランドホテル エ デ パルメ」に到着。
入り口は大理石の階段。二階ぐらいある天井は彫刻で飾られている。
階段には天井まであるアールヌーボーの大きなステンドグラス。
しかつめらしい顔のフロントマンの態度は威厳がある。
Tさんとは、明日の朝またここで。

「まるで、宮殿みたい」と、遊。

部屋は貴族の家らしく、大きな2部屋つづき。
壁紙が張り巡らされ、重厚な家具。
「お姫様になったみたい」
遊は、アンティークの家具や大きなステンドグラスを、ケイタイで撮る。

さあ、パレルモご飯に出かけよう。

カバンをシッカリ持って、海に向かうバスに乗る。人相の悪そうな面々。
水着を着込んだ若い女性達。シチリアの女性はえらく化粧が濃い。
黒い髪、彫りの深い顔。クレオパトラのように目を強調してる。
不良を楽しむ、高校生の悪ガキ5人組。
足を投げ出して、のけぞって振り返り東洋人をみて、ヒソヒソ。
20分ほど走ると、海が見えて来た。
海水浴場の紺の縞や赤のパラソルが、いかにも夏のヨーロッパだ。
海水浴場のある2駅のバス停で、ほとんどの人がバスを降りた。
悪ガキ5人組も降りる。
終点に着く。2〜3分歩くと、Tさんお奨めの魚介トラッテリアだ。

「Trattoria Da Calogero Mondello Pa]

入り口には、ウニがガンガン割られ、軍手で山積みにされている。
バケツに入ったムール貝の山。魚市場のような魚の山。

海の見える奥のテラスに案内された。
「ウニ」「ムール貝」「茹でたタコ」「蛤のような貝」
「海のパスタ」「白ワイン2本」、、。パンはもれなく付いてくる。
「茹でタコお代りしたい。」と遊。「却下」と、親。
ウニは日本のより小さく、身は少しだけど、濃厚。
何しろすべて山盛り!  3人で87ユーロ!安い!!
とはいえ、現金が少ない。
「カードでお願いします!」

ワインの酔いと120%の満腹で、帰りはよく覚えてない。
ホテルについて、ベッドに倒れ込む。
重厚なカーテンの室内は真っ暗。爆睡する。







posted by フィールドノート at 09:22| イタリヤ旅行

教室のご案内

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五感の教室「夢民舍」

2012年度は終了しました。次回は来年1月募集です。
        *
2012年の内容
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五感の訓練
4/14・15 オープニング。美学について
4/28・29 「聴覚」
5/12・20 「触覚」
5/26・27 「臭覚」
6/9・10 「味覚」
6/23・24 「五感と色彩」
7/14・15 「空気感と雰囲気」
イメージを形にする
8/11・12 「テキスタイル、抽象について」
8/25・26 「具象と抽象」
9/8・9 「縞模様」リズム感*印象
9/29・30 「繰り返し柄」展開*物語
10/13・14 「アーガイル柄」色の響き合い*記憶
10/27・28 「チェック柄」混色の美*風景

サムシングエルサ
11/10・11 「感覚をデッサンする」
11/24・25 「クロッキー」
12/8・9 「クロッキー」
12/23・24 「生活と美」アールヴィヴァン
コンセプトについて
1/12・13 「素材感の実験」
1/26・27 「コンセプトとテーマ」
2/9・10 「コンセプトワークの練習」
2/23・24 「企画の立て方」
3/9・10 「マップの作り方」
3/23・24 「オリジナル」


【 定期の教室 】

編み物クラス
(1)
日時:月2回/-第2・4土曜-13:00〜16:00
講師:細野雅子(トリコ・ダァール主宰)
会費:1回5,000円 ※3ヶ月分を前納
少人数、個人指導で初心者からプロの方まで、
自分の好きな素材、好きなデザインで自由に編んでいます。
「楽しみながらマイペースで、レベルアップ。」
カジュアルなクラスです。
(2)
日時:月2回/-第1木曜-10:00〜12:30
-第2木曜-13:00〜15:30
講師:関根博子(アトリエMINE主宰)
会費:1回4,000円 ※1ヶ月分を前納
「編みたい物を好きな素材で。」
残っている糸でも素敵な作品になります。
平日なので、主婦の方がおおいです。

ソーイングクラス
日時:月1回/-水曜-10:00〜15:00
講師:越水ゆきえ(アトリエ素粒子)
会費:1回(一日)10,000円
「素材もデザインも自由自在。」
着たいデザインの服を雑誌や本からセレクト。
生徒さんにあわせてパターンを起こしてます。
作りたい物を一つずつ作りながら、のんびり、リラックス。
ミシンとなかよくなりましょう。。

不定期のクラス
その他、様々なワークショップを開催します。

お問い合わせは、school☆hareru-jp.comまで。
(☆を@に直して送信してください)