2012年08月17日

2回目のイタリヤ旅行3日目


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白々と、窓の外が明るくなってきた。
6時。そろそろ日が昇る。
眠っている2人を起こさないように、こっそり、着替えよう。

しっとり濡れている玉砂利の音。露を含んだ樹木の色、、。
朝日はどこからのぼるのだろう。静まり返った広い邸内を歩き回る、、。
本館の裏手の空が明るい。

シルバーグレイにオリーブの木が連なる田園地帯、右手。
幾重にもかさなる雲のむこう、、、朝日が昇ってくる
雲の色が、荒れ模様の天気を告げている、、。

高台にある本館からは、田園地帯の眺めがいいのだろう、、。
ああ、部屋を変える交渉をしないとね。

フロントの人をみつけ、イタリヤ語に身振り手振り、、。
「太鼓の音が、、」「車の音が、、」「眠れない、、」「部屋変えたい」
どうやら通じて「空きがあったら、変えましょう」。ホッ。
C子さんとの約束で、イタリヤ語の勉強のため、
まずは、私が話して、ダメだったら、C子さん。とした。
頑張らないとね。


今回の旅は漠然と「フレスコ画」を見たい思ってた。

さあ、今日は「モンテファルコの教会美術館」に出かけよう。
雨模様の天気に、観光地値段!の5ユーロの傘が役に立つ。
9時半開館。小さな街の美術館なので、人影も疎らだ、、。

いろいろな作者の絵が、小部屋のようなお御堂に分かれている。
絵のとなりの聖母マリヤ像。十字架のキリスト、、、。
ところどころ欠けたり、剥がれたりしているフラスコ画の数々。
絵の前には椅子があって、老夫婦やお年寄りがすわっている。
黙祷してる気配。「絵」と「宗教」、、、。
ああ。そうか。
私にとっては「絵」だけど、カソリックのイタリヤの人にとっては、
「神」の現れなんだ、、、。

タイプこそ違うけど、お寺の宗教画とよく似てる。
絵描きさんは、宗教画以外の絵は描かなかったのだろうか、、。
家のネコや犬。子供の顔、、。描きたくならなかったのかなぁ
物語のシーンの横に描かれている花や草に、ふと、目がいった。


雨の空の色。中庭のしつらえがかわいい。
ワインで有名なモンテファルコらしく、ワインバーも、あるようだ。
現代と過去の融合が面白い。


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午後はペルージャ。
安全運転のC子さん。高速道路を走らないで、田園地帯を走る。
小さなきれいな街が点在してる。
パンフレットのいい加減な地図を頼りに、、迷走ドライブ。
高速道路の移動では見られない景色。
旅の楽しさ。

一時間近くで、perujia「ペルージャ」。チェントロの駐車場に。
何層もつみあがった遺跡のような中を、エレベーターで昇る。薄暗い照明。
洞窟の中を抜けると、ぽっかりと、中心街にでた。
広い石畳の両側には、セール中のブティクが並ぶ。
オシャレな雰囲気。


「大きな街!」と驚く私に、「小さな街よ」と、
都市に住んでいるC子さんは笑う。

内腕のトビヒが悪化した遊に、長袖のシャツを探す。
ベネトンの服も、イタリヤらしく、色も柄もきれいだ。
「これがいい」と、きれいな色のシャツを遊が選ぶ。スカートも!
普段、着るものには関心がないのに、、、。
靴屋さんで、遊の靴も買う。セールとはいえ、きちんとした革靴が28ユーロ!
日本だったら、、最低1万円はしそうだ。
「着るものに興味を持ってくれるといいな」ね、遊。


セールの喧噪。ブティック街のまんなかに、州立美術館はあった。

有名な絵がたくさんあるらしいけど、、。
残念だけど、、絵としては、、心に残っていない。

漆喰のベージュに縁取られた窓の、青い空
レンガの屋根の連なり。窓ごとの風景が、ためいきがでそうなほど、美しかった、、。

ペルージャは早々に、モンテファルコに戻ろう。

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ゴロゴロなりだす雷に、足を速めて坂道をのぼる。
路地に小さなレストラン。

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「よさそうじゃない!」
夕方、7時30分という、イタリヤにしては夕飯には早い時間なので、
他にお客さんはいない。
「プロッシュートメローネ」「アンティーパスティ」
「手作り生パスタ」「豚肉」「リゾット」、、、。
モンテファルコのワイン「サグランチィーノ」
すべてが美味しい!!
シンプルで素材の味が生きている!
シェフおとうさん一人で作っているそう、、。
「イタリヤの竹内さんだね」と、遊。

シェフおとうさんとも意気投合!
明日の夜の予約を入れて、雨上がりのヴィラに帰る。

空きがなくて変更できなかった部屋、、。
まあ、お腹いっぱいだし、幸せだし、、太鼓も、車の音も、ドンと来い!
posted by フィールドノート at 14:36| イタリヤ旅行

2012年08月16日

2回目のイタリヤ旅行2日目続

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チェントロの外、城壁のすぐそばに、3日間滞在するホテルはあった。

広い敷地に、鬱蒼と繁る杉の大木。
カーブを描いて玄関にいざなう車道。

ヴィラというだけあって、荘厳な雰囲気はありながら、
どこか軽やかな気配がある。

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小柄な女性に案内された部屋は、
荘厳なアンティーク風な本館ではなく、
車道沿いにあるかわいい別館。門の上にある部屋だった。
渋いピンクの内装。3人用の2部屋付いた、かわいい小部屋

今日は移動で疲れたので、街には繰り出さないで、
ホテル併設のレストランで夕飯を食べる事にしよう。

モンテファルコのワイン。オードブル、、。
雰囲気あるテーブルセッティング、、ゆれるろうそく、、。
何を食べたか、残念ながら、覚えてないけど、、
古いビィラの、夜の静かな空気感に、満たされた、、。
曇り空の、ブルーグレイにはいた静かな明るい青。のような気配。

部屋に帰り、、幸福感につつまれて眠ろうとすると、、!
ひっきりなしに通る車の音!
そうだった!窓の下は街道だった!
そのうえ、どこからともなく、大きな太鼓の音が!!
11時頃まで鳴り響く、、。祭り太鼓だろうか??

C子さんの飛び入り参加と、
飛び入りレンタカーを予定してなかったので、
ホテルは、バス停の近くにネット予約で取った。
目と鼻の先、よく考えると、、、部屋の前は大駐車場だ!

昨日も、都市の喧噪で睡眠不足。
今夜も、、、。Mamma mia !! なんてこった!
明日は部屋を変えてもらおう、、、。


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posted by フィールドノート at 09:53| イタリヤ旅行

2012年08月15日

2回目のイタリヤ旅行2日目

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眠い目をこする、、。
もう、朝6時30分。さすがに前の通りの喧噪はない。

遊を起こして、ホテルの朝ご飯に行こう。
ローマはさすがに、都会らしく7時から食堂がオープンしてる。
5階のこじんまりした食堂は、それでも、誰もいない。
テラス席がいい感じだけど、外は雨。
甘いものだけじゃなく、ハムやチーズがついているのが嬉しい。
石作りの街に、雨もいいものだなぁ、、。

9時。ホテルに、C子さんが来てくれる。
彼女は、トスカーナ在住の独身の若い女性。
一度あったきりなのに、なんとなく馬があって、
今回のトスカーナを案内してくれることに。
しかも、独身の気安さ。なんと、一緒に旅行することになった。
彼女を含めて、3人旅。3人部屋。女子会の旅。学生時代みたい!

さあ、荷物をまとめて、、、旅が始まる、、。

列車の時間まで、4時間ある。
彼女のすすめで、ホテルに荷物を預けて、
バスで、ローマを回る事にした。

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ホテルを出た途端に雨がつよくなった。
傘売りが、すかさず、インスタントの傘を売りにくる。
どうしようか迷ったけど、折りたたみ傘5ユーロ也。を買う。
C子さん曰く「観光地値段」。
でも、まぁ、、しょうがない、、。

「なめんなよ。の、あんまメガネ」と、「よらば切るぞオーラ」全開。

人ごみと。喧噪。バスの乗り換え。
雨も途中でやんで、日が射してきた。
何カ所か回ったんだけど、、、どこへ行ったか、、なにも覚えていない。
(ごめんなさい。C子さん!)

ただ、ただ、おおきなマロニエ並木の、木の幹の色。
淡い緑の色の美しさ!
噴水のある、大きな広場。トレビの泉の彫刻。
圧倒的な、うねるように押し寄せる白の迫力!

ローマは、、、この2つしか、、印象に残らなかった。

午後1時。テルミナ駅で切符を買って、、、
歩いても、、歩いても、、行き着かないホーム、、。
30分近く、余裕をもってきたのに、、こんなに広いんだぁ、、。
ギリギリで乗り込んで、、、さあ、モンテファルコへ!
「女子会」なので、治安を考えて、一等車に乗るも、、。
クーラーが動いていない!
しばらく我慢してたけど、外は36度以上。
「開けないで下さい」と、書いてある張り紙を無視して、
窓を開ける。風が車内を駆け抜ける。

乗客を見渡すと、品のいい老婦人が笑いかけてくれた。
一等車両には、二組しか乗っていない、、。
彼女も、窓を開ける、、。気持ちのいい風。
ちいさな都市を繋いで、、約1時間。
列車は終点、foligno。「ホリーニョ駅」にすべりこむ。

綺麗な川が蛇行して、堀のように街を囲っている脇を、
C子さんが運転するレンタカーで通り抜ける。
道は、城壁の街から、だんだん、緑の丘に、、、。
ちいさな村を越えて、、丘をはしり、、。
迷いながらも、小1時間。

ぶどう畑の丘の上に、塔がある城壁の街が見えてきた。
montefalco「モンテファルコ」に着いた。

ここが3日間滞在する街かぁ、、、。


posted by フィールドノート at 14:02| イタリヤ旅行

教室のご案内

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五感の教室「夢民舍」

2012年度は終了しました。次回は来年1月募集です。
        *
2012年の内容
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五感の訓練
4/14・15 オープニング。美学について
4/28・29 「聴覚」
5/12・20 「触覚」
5/26・27 「臭覚」
6/9・10 「味覚」
6/23・24 「五感と色彩」
7/14・15 「空気感と雰囲気」
イメージを形にする
8/11・12 「テキスタイル、抽象について」
8/25・26 「具象と抽象」
9/8・9 「縞模様」リズム感*印象
9/29・30 「繰り返し柄」展開*物語
10/13・14 「アーガイル柄」色の響き合い*記憶
10/27・28 「チェック柄」混色の美*風景

サムシングエルサ
11/10・11 「感覚をデッサンする」
11/24・25 「クロッキー」
12/8・9 「クロッキー」
12/23・24 「生活と美」アールヴィヴァン
コンセプトについて
1/12・13 「素材感の実験」
1/26・27 「コンセプトとテーマ」
2/9・10 「コンセプトワークの練習」
2/23・24 「企画の立て方」
3/9・10 「マップの作り方」
3/23・24 「オリジナル」


【 定期の教室 】

編み物クラス
(1)
日時:月2回/-第2・4土曜-13:00〜16:00
講師:細野雅子(トリコ・ダァール主宰)
会費:1回5,000円 ※3ヶ月分を前納
少人数、個人指導で初心者からプロの方まで、
自分の好きな素材、好きなデザインで自由に編んでいます。
「楽しみながらマイペースで、レベルアップ。」
カジュアルなクラスです。
(2)
日時:月2回/-第1木曜-10:00〜12:30
-第2木曜-13:00〜15:30
講師:関根博子(アトリエMINE主宰)
会費:1回4,000円 ※1ヶ月分を前納
「編みたい物を好きな素材で。」
残っている糸でも素敵な作品になります。
平日なので、主婦の方がおおいです。

ソーイングクラス
日時:月1回/-水曜-10:00〜15:00
講師:越水ゆきえ(アトリエ素粒子)
会費:1回(一日)10,000円
「素材もデザインも自由自在。」
着たいデザインの服を雑誌や本からセレクト。
生徒さんにあわせてパターンを起こしてます。
作りたい物を一つずつ作りながら、のんびり、リラックス。
ミシンとなかよくなりましょう。。

不定期のクラス
その他、様々なワークショップを開催します。

お問い合わせは、school☆hareru-jp.comまで。
(☆を@に直して送信してください)