2012年09月16日

2回目のイタリヤ旅行4日目「ベバーニャ」

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デルータを2時すぎまで散策したあと、
見たかったローマ時代のモザイクがある、bevagna 「ベバーニャ」に。
道路標示は「高速道路へ。高速道路へ。」と、誘う。
そのたびに、一般道路に出ようと、グルグルまわる。
迷いながらの恒例の「一期一会の旅」。


デルータから、約一時間ちょっと。
日当りのいい、なだらかな丘。柳の葉がサワサワ揺れる水路の先。
ベバーニャはこじんまりした、しっとりした感じの街だった。
4時過ぎ。ぎりぎりのタイミングで小さな美術館に滑り込む。
絵のある館と。古いオペラ座。モザイクのある場所。
3カ所共通のチケットになっている。

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モザイクのある小さな家は、時間制で、人数が集まったら、
美術館のスタッフが、案内してくれるシステムだ。
小さな街のせいか、観光客も少なく、3組ぐらい。

木の重いドアを開けると、
グレイのコンクリートのスペースに、アングルが組んであって、歩く場所がある。
カン。カン、、。と靴の音が響く。

足下には、ローマ時代のモザイクが、静かに時の中に浮かんでいた。

たこ。イルカ。ポセイドン。魚。海老、、、。
さまざまな海の精達が、入り組んで、黒いモザイクの体を泳がせている。
グレイをバックに、ほの明るい窓の光が、陰影をつける。
うつくしいフォルム、、。

ローマ時代は、浴槽だった。
発見されたときは、豚小屋だったそうだ、、。

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印象的な美術館を出ると、曇り空の中。
一路、モンテファルコに、なだらかな丘を越えて帰る。
見慣れた丘が夕方の光の中に佇んでいる。

モンテファルコの最後の夜。
昨日の「イタリヤの竹内さん」のレストランへ行こう。

大手を広げて迎えてくれる、マスター。
C子さんとワインや料理談義に花が咲く。

出してもらった「サグラメント」のおいしいこと!
ホテルで飲んだサグラメントワインと味が違う。
生産農場が違うと味も全然違うそうだ。
さっそくマスターに生産農場を教えてもらって、
明日の見学予約を入れる。

C子さんの肩を叩きながら、愉しそうに笑うマスター。
華やかな感じではっきりした印象のC子さん。モテル。モテル。

「だからっていって、触んないでね!」と、笑いながら日本語でC子さん。

美味しく。愉しく、、、。モンテファルコは夕闇につつまれていった。

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posted by フィールドノート at 15:30| イタリヤ旅行

2012年08月18日

2回目のイタリヤ旅行4日目、デルータ

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ひまわりって、、薄緑色なんだ、、、。

昔見た映画、ソフィアローレンの「ひまわり」のイメージは、
どこまでも強烈な、黄色やオレンジだったのに、、。

みわたす限りのひまわり畑!



7月末のウンブリヤ地方は、蒼い空に、
ひまわり畑のなだらかな丘が、幾重にも重なり、広がっていた。
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何万というひまわりが、一列に整列して、、同じ方向に顔を向けてる。
太陽が後ろにあると、後ろ向き。前にあると、顔をきっぱり前に上げている。
丘の斜面の角度にあわせて、
一つ、一つが、やさしいリズムを持つように首をうごかす。
やさしい薄緑色のリズム。

なだらかなリズムに沿って、
暑い日差しの中、レンタカーは、deruta「デルータ」に向かう。
マジョリカ焼きの末裔、、陶器の街。

が、、。なにせ、パンフレットのおおまかな地図。
迷って、小さな城塞の街に迷い込む。
「なんちゃって地図」を手に、「郵便局」に入り、
一人しかいないお客さんに、私が道を聞く、、、。
耳をダンボにして、、、右に。次に左に、、、。

の、はずなのに、、どのぐらい??おじさん??
どうも、いきすぎてな〜い?

またまた、違う街で、、こんどは「タバッキ」でC子さんが聞く、、。
太めのおばさんが、外に出てきて、C子さんの肩を抱き、、道を指差す。

って、、。おばさん、、これ違うよね、、。
太陽の方向が逆!

こんどは、ガソリンスタンドで道を聞く、、。
結局、タバッキのおばさんの処へ、、、振り出しに戻る。
イタリヤでは「3回は道を聞け」がセオリー。を納得。

陶器のお店が街道にめだちだした、、。
丘に見える街がデルータらしい、、。ホッ。迷う旅の面白さ!

門から陶器がはめこんである!
陶器。陶器。陶器!
城壁の中チェントロはすべてが陶器のお店!

チェントロをそぞろ歩く。


何となく素朴な絵というイメージだったけど、、。
けっこう細かい、、。

通りを曲がって路地に入った一件のお店に引きつけられた、、。

100軒以上はありそうなお店の中でも、何か引きつけるものがある、、。
小さい店内の入り口で、外光のなか、おじさんが一人で絵付けしてる。

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ショーケースのなかには、アンチークの陶器の破片。
ゾクゾクするほど、迷いがない美しい線!

聞けば、古い絵を研究して、再現しているそう。
絵が素敵だ!
たくさん作る陶器ではなく、陶器から作って絵付けする「unico」
「この世にたったひとつしかない」
一点ものを中心につくっているそうだ。

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丁寧に作られた作品は、商品として作られたものとは、オーラが違う、、。

そんな一ヶ月以上かけて描いた作品も、釜だしのときに割れるものがあるという。
「残念!」というと、
「ぼくも残念!」と、肩をすくめる。

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街をぐるぐる歩いて、、帰ろうとして、、。でも、絵が心に浮かぶ。

この秋ぐらいで日本に帰る予定のC子さんも、
これ以上荷物を増やしたくないけど、、「忘れがたい」と、、。
「やっぱり、お土産を買おうよ」

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かくして、C子さんの手には「unico」が2点。私の手には、一点。
思い出せる人と土地。なんてワクワク一合一会。「unico」の旅
posted by フィールドノート at 11:36| イタリヤ旅行

2012年08月17日

モンテファルコの朝

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朝6時にホテルを抜け出して、一人、城壁の中、チェントロに。
「朝日を見に出かけ」、開店そうそうの「バールで、エスプレッソを飲む」
2時間の散歩が、毎日の日課になった、、。

朝日がさすところは、オレンジ色がきわだって、
昼間と違う顔をみせる。
建物が、街が、、ドラマを語り始めるようだ、、。

しずかな、人のいない街。
朝日がだんだんと、街に、命を吹き込んでいく、、。
美しく、、壮大な瞬間。

「ああ、イタリヤにこれんだ」と、実感。
なぜか、、涙がでる、、命の美しさ!

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posted by フィールドノート at 16:12| イタリヤ旅行

教室のご案内

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五感の教室「夢民舍」

2012年度は終了しました。次回は来年1月募集です。
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2012年の内容
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五感の訓練
4/14・15 オープニング。美学について
4/28・29 「聴覚」
5/12・20 「触覚」
5/26・27 「臭覚」
6/9・10 「味覚」
6/23・24 「五感と色彩」
7/14・15 「空気感と雰囲気」
イメージを形にする
8/11・12 「テキスタイル、抽象について」
8/25・26 「具象と抽象」
9/8・9 「縞模様」リズム感*印象
9/29・30 「繰り返し柄」展開*物語
10/13・14 「アーガイル柄」色の響き合い*記憶
10/27・28 「チェック柄」混色の美*風景

サムシングエルサ
11/10・11 「感覚をデッサンする」
11/24・25 「クロッキー」
12/8・9 「クロッキー」
12/23・24 「生活と美」アールヴィヴァン
コンセプトについて
1/12・13 「素材感の実験」
1/26・27 「コンセプトとテーマ」
2/9・10 「コンセプトワークの練習」
2/23・24 「企画の立て方」
3/9・10 「マップの作り方」
3/23・24 「オリジナル」


【 定期の教室 】

編み物クラス
(1)
日時:月2回/-第2・4土曜-13:00〜16:00
講師:細野雅子(トリコ・ダァール主宰)
会費:1回5,000円 ※3ヶ月分を前納
少人数、個人指導で初心者からプロの方まで、
自分の好きな素材、好きなデザインで自由に編んでいます。
「楽しみながらマイペースで、レベルアップ。」
カジュアルなクラスです。
(2)
日時:月2回/-第1木曜-10:00〜12:30
-第2木曜-13:00〜15:30
講師:関根博子(アトリエMINE主宰)
会費:1回4,000円 ※1ヶ月分を前納
「編みたい物を好きな素材で。」
残っている糸でも素敵な作品になります。
平日なので、主婦の方がおおいです。

ソーイングクラス
日時:月1回/-水曜-10:00〜15:00
講師:越水ゆきえ(アトリエ素粒子)
会費:1回(一日)10,000円
「素材もデザインも自由自在。」
着たいデザインの服を雑誌や本からセレクト。
生徒さんにあわせてパターンを起こしてます。
作りたい物を一つずつ作りながら、のんびり、リラックス。
ミシンとなかよくなりましょう。。

不定期のクラス
その他、様々なワークショップを開催します。

お問い合わせは、school☆hareru-jp.comまで。
(☆を@に直して送信してください)