2013年01月27日

夢民舎セミナー18

P1140033.JPG


はじめは雨、、そして大雪のなかで、
新年初めての夢民舎の教室がはじまりました。
大雪の中の楽しい新年会、、。
そして電車の止まってしまった帰路の大変さ、、。
日々はなんて変化にとんでいるのでしょうか、、、。


1〜3月の3ヶ月は、「感覚を捉える」今までのセミナーに加えて、
「物事を整理して、思考を抽出してゆく方法」について練習します。

その一回目は「素材」についてです。

色鉛筆各種。パステル各種。水彩、、オイルパステル、、、。
いろいろな種類の「画材」を使って実験します。
同じクレヨンでも、メーカーや商品によって質感が違う。
それによって「表現できる感覚も違う」ことを実験します。

まず、型紙を用意します。
リンゴでも手袋でも、シンプルな形に切り抜きます。
さあ、そして、いろいろな画材で塗り絵しましょう。
同じ色と同じ形の手袋がたくさんできてきました。
フエルトのような感じ。
モヘヤのような感じ。
麻のような感じ、、、。それぞれ感じが違います。

これだったら、、天然生活風。、、家庭画報風。、、、ブルータス風?
イラストでも、こんなに雰囲気が違います。

ほんとうに「素材」は奥が深い!

たぶん、料理人だったら、、
「キャベツと言っても種類や栽培方法で、全然違う」だろうし、
陶芸家は
「どこどこの土と言っても実は全く違う」
おそばやさんも、
「○○のそばといっても、△△さんのがいい」
木工家は、、塗り物師は、ニットデザイナーは、、、、、。
などと、その道のプロは「素材の本質」を追求して、
自分に合う素材」を探し求めますよね。

その人に合う「素材」を見つけることは、なにかを作る人にとって、
ほんとうに大事なことです。

それに「この本質」はなんなのか、、
いつも本質を考える癖をつけると、
「情報」「データー」「権威」「広告」などに惑わされないようになります。

どんな職業でも、もちろん、
「儲け主義の商売人」は、本質よりもコスト、利益を追求」します。

でも、「クリエイトする人」は「本質を追求」します。
そして「本質」をみつめて作られたものには「サムシングエルサ」があります。





posted by フィールドノート at 17:54| 夢民舎

2013年01月02日

夢民舎セミナー17

IMG_1079.jpg


夢民舎セミナー17回目は「生活と美」アールヴィヴァン。
今日は画集を見てもらったり、講義を聞いてもらう。


「アール、ヴィヴァン」は「芸術的生活」。
芸術というと、「特殊な人達のもの」という一般的に通念があるようだ。
でも、ほんとうだろうか?

歌うこと。演奏すること。踊ること。絵を描くこと。彫刻すること、、、。
喜怒哀楽を表現すること。。。。

原始、,職業の分化がすすんでいない頃。
日々の暮らしの中で,日常にあった人の営みであった芸術。

歴史の中で,独裁者に仕える特殊技能の人々のものとなって久しい。

それは究極。至高。などという概念とともに、
普通の人々から離れていってしまった。
ほんとうだろうか?

イタリヤの教会美術も,ルネッサンス期以来そのような変化をとげた。

個人的には、「至高や究極。権威」を感じる、有名な画家の有名な絵より、
ルネッサンス以前の、ちいさな街の教会の絵のほうが、
感情豊で、生き生きしていて好きだ。

日本の民芸運動も「日用の雑器」に「美」を見いだした。
究極。至高からの脱却。

究極、至高運動は、それって、ヌードといえば、
「グラビアアイドルのヌードが美しい」と思い込んでいるのに近い気がする。
ほんとうは、普通の人のヌードも、すばらしく美しいのに。

「美しさ」の基準が全然違う。

なぜ誰からも「芸術的」と認められなくてはいけないのだろうか?
自分の「サムシングエルス」を他人を気にせずに貫いて行くほうが、
ある意味「芸術的生活」なんじゃないだろうか?

ゴッホは生きている間、評価されなかった。
パンと絵を変えたりした暮らし。
でも、彼の人生は「アールビィヴァン」。
死ぬまで「サムシングエルス」を綴る、絵を描き続けられた、、。

人の人生は短く,美しい。
日々、自分の「サムシングエルス」で綴ってゆけたら、、。
それは白いキャンバスに,その人という人生を描いていくことのよう。
それこそ「アールヴィヴァン」だ。

ある生徒さんが4年目にポツリと言った言葉。

        *

「今まで,音大を出て、音楽家を目指してた。
ずっと音楽は、楽器や楽譜の中にあると思ってたけど、
庭の花壇や,日だまりや,,空気の中ににあって、、。
毎日,生きている中に音楽がある,,私の人生が音楽だったのですね」


        *

そう、そんなことが「生きている芸術」。
「アールヴィヴァン」なんなのだと私は思う。

        *


70歳にして農業を止めて,初めて絵を描いた「丸木スマ」さんの絵。
70すぎてイタリヤ語を習い、イタリヤに絵を描きに行った
「堀文子」さん。

いくつになっても、キラキラと、原始からの感覚、、、。
「歌ったり」「踊ったり」「描いたり」日々のワクワクを大切に、、。




posted by フィールドノート at 12:30| 夢民舎

夢民舎セミナー16

PC040034.JPG

2012年はほんとうに、ミッションが次から次に起こって、、。
「まさか!」という坂を上ったり下ったりでした。
暮れには、免疫力も抵抗力も息切れて、
大切な時間に,2回連チャンでおなかの風邪をもらい、
トータル7日間、寝込んでしまいました。

新年になって、やっと、パソコンの前に座れるように、なりました、、。

さーて、張り切って、宿題をやらなくてはね。

夢民舎セミナー16回目は「クロッキー」でした。

       *

15回目に「ヌードデッサン」をしました。
そのときのクロッキー帳を広げて、他の人のを見てみましょう。
ほんとうに10人10色。
みんな,いい感じに,感覚を捉えているなぁ、、、。
「人間を美しいなとしみじみ思った」と、生徒さん。
なによりです。


「正確さ」「観察」は、感性の教室「夢民舎」では気にしません。
「どんな感じ」「どんな印象」が大切。
「このポーズのここが好き。」
「スラーと」。「のびのびと」。「柔らかさ」。「陰のきれいさ」、、、。
その人が感じたときめき、「サムシングエルス」。
それに気がつくことが大切。

それはなに?

3分間でポーズが変わるクロッキー。
ジックリ考える時間がないクロッキーは、
何枚もマシマシ描いて、、余分な思考、観察をそぎ落として、
サムシングエルス」を洗いだしてゆく。

ヌードデッサンは非日常。
では,日常の風景にどんな輝きが見つかるだろうか?

寒いので,外に出ないで、部屋の中にあるものをクロッキーしてみよう。
3分。タイマーを持って、、あれこれ、、、。

いいあんばいに「ソラ」がテーブルで日向ぼっこ。

「毛の流れとふわふわ感」かな?
「日だまりの空気感」かなぁ?
「ノビノビと動く手足」かなぁ?
「ソラの幸福感」?
みんなの画材になっている、、、。

なんとなくは感じているけど、はっきりは解らない、
もやもやしたものを見つめてみる。

「なにを素敵と思ったか?」
あなたの「感覚」で感じとった「サムシングエルス」を見つめてみよう。

それが、ものを創造するのに必要な「輝き」になる。

みんな違うことが素晴らしい。
「自分のサムシングエルスをデッサンする」実験でした。

posted by フィールドノート at 11:01| 夢民舎

教室のご案内

P2050006.jpg
五感の教室「夢民舍」

2012年度は終了しました。次回は来年1月募集です。
        *
2012年の内容
        *

五感の訓練
4/14・15 オープニング。美学について
4/28・29 「聴覚」
5/12・20 「触覚」
5/26・27 「臭覚」
6/9・10 「味覚」
6/23・24 「五感と色彩」
7/14・15 「空気感と雰囲気」
イメージを形にする
8/11・12 「テキスタイル、抽象について」
8/25・26 「具象と抽象」
9/8・9 「縞模様」リズム感*印象
9/29・30 「繰り返し柄」展開*物語
10/13・14 「アーガイル柄」色の響き合い*記憶
10/27・28 「チェック柄」混色の美*風景

サムシングエルサ
11/10・11 「感覚をデッサンする」
11/24・25 「クロッキー」
12/8・9 「クロッキー」
12/23・24 「生活と美」アールヴィヴァン
コンセプトについて
1/12・13 「素材感の実験」
1/26・27 「コンセプトとテーマ」
2/9・10 「コンセプトワークの練習」
2/23・24 「企画の立て方」
3/9・10 「マップの作り方」
3/23・24 「オリジナル」


【 定期の教室 】

編み物クラス
(1)
日時:月2回/-第2・4土曜-13:00〜16:00
講師:細野雅子(トリコ・ダァール主宰)
会費:1回5,000円 ※3ヶ月分を前納
少人数、個人指導で初心者からプロの方まで、
自分の好きな素材、好きなデザインで自由に編んでいます。
「楽しみながらマイペースで、レベルアップ。」
カジュアルなクラスです。
(2)
日時:月2回/-第1木曜-10:00〜12:30
-第2木曜-13:00〜15:30
講師:関根博子(アトリエMINE主宰)
会費:1回4,000円 ※1ヶ月分を前納
「編みたい物を好きな素材で。」
残っている糸でも素敵な作品になります。
平日なので、主婦の方がおおいです。

ソーイングクラス
日時:月1回/-水曜-10:00〜15:00
講師:越水ゆきえ(アトリエ素粒子)
会費:1回(一日)10,000円
「素材もデザインも自由自在。」
着たいデザインの服を雑誌や本からセレクト。
生徒さんにあわせてパターンを起こしてます。
作りたい物を一つずつ作りながら、のんびり、リラックス。
ミシンとなかよくなりましょう。。

不定期のクラス
その他、様々なワークショップを開催します。

お問い合わせは、school☆hareru-jp.comまで。
(☆を@に直して送信してください)